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四柱推命占い・手相占い・断易・九星気学
このページでは、四柱推命占いにおける相性判断の方法について解説します。
そもそも、お互いの相性・運勢をなぜ知って理解しなければいけないかと言いますと、知る事によって努力の方向性が見えて来るからです。
ですので、相性が良いからと言って何の努力もせずに、全てが順風満帆に運ぶということではありません。
そもそも運勢とはそのようなもので、「知って、ではどうするのか?」という事の方が大切なのです。
自分を知り相手を知り、良い面・悪い面を把握し、その上でどうやったら上手くやっていく事が出来るのかという事を考えて努力していく事こそ、一番大切な事なのです。
いろいろな困難を二人で協力し、乗り越えて行ってこそ「愛」は深まっていくものなのです。
そのための、良きパートナーであるということです。
例えば、男性の四柱に「比肩星」や「官星」などの強い星があるならば、女性には「財星」や「印星」などのおとなしい星があるのが望ましいです。
反対に男性の星が弱い場合には、女性の星が強いのが望ましいと言えます。
例えば、どちらか一方が強い星ばかり持っている人だとすると、単純に見てその人の運勢は波乱含みだという事が推察出来ますし、良い運勢とは言えません。
また、もう一方が弱い星ばかり持っている人だとしても、その人の運勢もどこか沈滞ムードが漂った、良い運勢とは言えません。
しかし、その二人がもし一緒になれば、お互いの強過ぎる星と弱過ぎる星が上手く中和され、落ち着いた運勢となるわけです。
性格的に見ても行動派の人には慎重派の人が、大胆な人には繊細な人が、それぞれパートナーとしてもっともふさわしいということです。
もし、両方とも強い星の持ち主であった場合には激しくぶつかり合いますので、結婚してもいろいろと問題が発生しますし、離婚してしまう確率も高いものです。
また、両方とも弱い星同士である場合は、精神的に支え合う事が出来なくなり、常に疑心暗鬼に陥ったり不安定な状態となりますので、良い関係とは言えません。
五行が安定している場合、その人の中心星は基本的に”月柱の天干星”となります。
しかし、中心星の看方には例外がありますので、下表を参照して下さい。
並びの形式 | 五行図 | 例外の中心星 | |
---|---|---|---|
/ | 五行比劫星大過(日干が陽干) | 敗財星 | |
/ | 五行比劫星大過(日干が陰干) | 劫財星 | |
比肩一貴 | / | 比肩星 | |
仮傷官 | 又は | 五行食傷星大過(過傷官) | 傷官星 |
多財身弱 | 又は | 五行財星大過 | 偏財星 |
官殺 | 又は | 五行官星大過 | 偏官星 |
多印身弱・倒食 | 又は | 五行印星大過 | 偏印星 |
中心星が分かりましたら、次に中心星同士の相性を看ます。
中心星同士の相性は、下表を参照して下さい。
比肩 | 劫財 | 敗財 | 食神 | 傷官 | 正財 | 偏財 | 正官 | 偏官 | 印綬 | 偏印 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
比肩 | × | × | × | 〇 | × | × | × | △ | △ | × | × |
劫財 | × | × | × | 〇 | × | × | × | △ | △ | × | × |
敗財 | × | × | × | ○ | × | × | × | △ | △ | × | × |
食神 | 〇 | 〇 | ○ | □ | × | 〇 | 〇 | 〇 | △ | × | × |
傷官 | × | × | × | × | × | 〇 | 〇 | × | × | △ | △ |
正財 | × | × | × | 〇 | 〇 | □ | □ | 〇 | 〇 | × | × |
偏財 | × | × | × | 〇 | 〇 | □ | □ | 〇 | 〇 | × | △ |
正官 | △ | △ | △ | 〇 | × | 〇 | 〇 | □ | × | 〇 | 〇 |
偏官 | △ | △ | △ | △ | × | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 |
印綬 | × | × | × | × | △ | × | × | 〇 | 〇 | □ | □ |
偏印 | × | × | × | × | △ | × | △ | 〇 | 〇 | □ | □ |
〇 相性が良い並び
× 相性が悪い並び
△ ゴタゴタと揉め事は多いながらも、切磋琢磨しながら、なんとかやっていける並び
□ 友達とか同性同士の相性ならば良い並び 異性の場合は × として判断する
二人の日干の五行を、それぞれ確認します。
五行図で看た場合には、Vのマークが付いた「比肩星」のところとなります。
下図の場合、日干の位置がずれているので、問題ないと言えるでしょう。
もし日干の五行が同じ場合、毎年の運勢(流年)にお互い同じ様な星が巡って来てしまいますので、これは良くありません。
なぜなら、例えばどちらかが比肩星という非常に離婚しやすい運勢の年であった場合、もう一方も必ず同じ運勢が巡って来るため離婚の確率がさらに高くなってしまうのです。
逆にもし、日干がお互い違う位置であったならば、どちらかが離婚しやすい運勢の年であったとしても、もう一方の別の運勢により、最悪の事態は防げる可能性が高くなるわけです。
離婚にかぎらず、例えば精神的にストレスを感じ易い運勢の年などが来た場合でも、二人とも同じように憂鬱な状態になってしまうのは良い事ではありません。
しかし、良い運勢の時は同じように喜びを分かち合う事が出来るので”喜びが二倍”という事もありますが、それでもちょっと悪くなったときにすぐ別れてしまうというのでは考えものです。
お互いの日干同士が干合する場合は夫婦の関係があるという判断が出来ます。
つまり大変強い結び付きであるという事が言えます。
お互いの日支同士が支合する場合は二人の愛情が大変強いことを示します。
つまり、肉体的または精神的に大変結び付きが強いと言う事が出来ます。
二人の日支同士が冲(ちゅん)、または刑(けい)とならないかを看て判断をします。
「刑・冲・破・害表」はこちらをご覧下さい。
冲、または刑となった場合、これはお互いが突つき合い、尅し合うという事を意味していますので、夫婦仲が睦まじくいかないばかりか破綻の大きな要素となってしまいます。
出来る事ならば冲、または刑とならない相手と一緒になりたいものです。
お互いの四柱干支間に出来る「干合・支合・三局」の数によって、二人の間にどれだけ縁があるかを判断します。
これが幾つ出来るかを看れば、どれだけの縁があるかが分かります。
世間一般に言う”運命の赤い糸”みたいなものです。
「干合・支合・三局表」はこちらをご覧下さい。
基本的に三つ以上あれば、十分結婚に値するだけの縁があると判断します。
しかし、実際には三つ未満の場合でも結婚する場合が多々あります。
その場合、縁があまり無いのに結婚したわけですから、精神的つながりもあまり無いのに結婚しても上手く行くはずがなく、当然離婚率が高くなります。
「干合・支合・三局」が多ければ多いほど二人の繋がりは強くなりますので、多少の苦労を平気で乗り超えて行けるだけの結び付きとなります。
しかし、逆に別れたくなったとしても、さまざまな事情で別れられなくなったりするものです。
この場合、俗に言うところの”腐れ縁”となります。